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ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

徳島独自の農業認証「とくしま安2GAP」の基礎

有機農業研修

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これまでに、GlobalGAPやJ GAPについても学習してきましたが、今回は徳島県が独自に展開している「とくしま安2GAP(読み:とくしまあんあんぎゃっぷ)」についてみていきます。

とくしま安2GAPとは

徳島県が実施、認定する認定制度で、消費者が安全・安心な徳島県産農産物を得られるように、徳島県が生産・品質管理を検査するものです。

※ GAPという名前がついていますが、Global GAPや J GAPとは内容が異なるものです。また、とくしま安2GAPの認定者の中で、化学農薬と化学肥料を5割以上削減して生産していた場合は、「特別栽培農産物」の認定も合わせて認定されることができます。

認定の対象になるもの

徳島県内に在住し、県内のほ場で農産物を生産する生産者(組織)で、野菜、果樹、水稲、茶、麦、きのこの全6作物の生産工程を対象にします。認証を得ると、このような表示をすることができます。

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認定を得るには

取り組み事項にもとづいて、内部規程や管理規則、自己点検チェックシートなどを作成します。そして、各必要書類を取りまとめ、徳島県内にある農業支援センターへ提出します。

関連資料はこちらから。

「とくしま安2農産物(安2GAP)」認証制度の事務手続きについて | 徳島県

取り組み事項の分類

取り組み事項(管理点)はその重要度に応じて、以下の3つのレベルに分類されています。

  • 必須:欠かすことのできない
  • 重要:GAP実践に重要
  • 推奨:取り組みが望まれる

認定の種類

とくしま安2GAPには、認定の種類があります。基本認定では、食品安全や環境保全などの取り組み事項で「必須」とされているものをクリアする必要があります。優秀認定では、「必須」のものに加え「重要」の項目もクリアする必要があります。

  • 基本認定(必須項目38点)
  • 優秀認定(必須項目+重要項目86点)

さらにそれぞれ、個人と団体向けで取り組み事項が変わります。

取り組み事項の例

  • 新しい技術や品種の開発時に、必要となる知的財産を保護する手段を知っている
  • 栽培と出荷の計画をたてている
  • 省エネルギー対策に努めている
  • 収穫に係る作業者の衛生管理に関するルールを作成し、実施している
  • 廃棄物等は適切に管理している
  • 労働安全 農業機械等は定期的に点検・整備・ 清掃している

これらの取り組み事項を元に、自社の内部規程や管理規則、自己点検チェックシートを作成していきます。

[PDF] とくしま安2農産物(安2GAP)」認証制度 適正管理規準

ちなみに、とくしま安2GAP認証制度においては、1年に1度農薬残留分析の実施を義務づけています。

各用語の定義は、こちらに記載されています。

[PDF] とくしま安 農産物 2 2 (安 )認証制度実施要綱

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この記事は、研修を実施する「とくしま有機農業サポートセンター」の許諾の元、筆者の復習を目的に記載されています。内容の正確性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。内容に誤りや不適切な点があった場合こちらまでご連絡いただけると幸いです。