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ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

バガスとなっとく有機で自家製堆肥づくり

有機農業研修

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自家製堆肥づくりにチャレンジしました。BLOF理論では菌量も菌のエサも豊富な中熟堆肥がよいとされています。地域によっては質のよい堆肥を手に入れられない場合もあるので、自家製で堆肥を作る方法を学んでおきましょう。

自家製堆肥の材料

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  • バガス100kg
  • なっとく有機(またはアミノバード) 25kg(バチルス菌、BC菌がついている)
  • 水(全体で50%になるように)

水の計算方法

水は全体で50%なので、材料125kg+水125kgとなります。ただし、材料(バガスとなっとく有機)のうち15%は水分と考えるので、125kgの15%=18.75kgの水分は既にあるものとし、必要水量125kg-18.75kg=106.25kgが追加で入れる水の量になります。

実際には、水を散布し混ぜ合わせたものをギュっと握ってじんわり水分がでる程度になるまでいれます。

堆肥の作り方

自家製堆肥の作り方は大まかに以下の流れになります。

 

  1. 材料を混ぜ合わせる
  2. 水を投入する
  3. 適宜切り返しをし、1ヶ月ほど置く

堆肥作りの環境条件

堆肥づくりでは、バチルス菌を活発にする条件になるよう環境を整えます。1日に1回は温度や水分量を確認し、必要があれば切り返しを行います。

  • 温度 60℃
  • 水分量 50%
  • pH=6.5(バチルスが活性化)
  • C/N比 = 15〜25

また活発にしたい菌ごとに環境を整えることで狙った効果のある堆肥を作ることもできます。

発酵(1段階)

温度60℃を保ち、バチルス菌が活躍させます。

発酵(2段階)
  • エア有り、60℃ → 放線菌
  • エアなし、60℃ → クロストリジウム菌
  • 微風エア → BT菌
  • 40℃以下 → 酵母

堆肥作り実習

まずは材料のバガスを入れ、備中鍬やフォークを使ってほぐしていきます。

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次に、なっとく有機(鶏ふん残渣を利用した発酵型アミノ酸肥料)を投入。まんべんなく散布します。

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バガスとなっとく有機をザザッと混ぜます。

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ざざっと混ざったところに、水を投入します。水を入れては混ぜ、入れては混ぜを何度か繰り返します。

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いい感じに混ざったら、片側に材料を寄せて高く積み上げます。

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透明シートを被せます。さらに、雨に打たれないようにビニールシートを被せておきます。

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最後に温度計を差し込みます。

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堆肥作り3日目

堆肥をつくって3日目。堆肥には放線菌らしき菌がたくさん生えていました。

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最近は夏日が続いていることもあり、堆肥温度も80℃近くまであがっていました。この状態だと有用菌まで死んでしまうので、切り返しを行います。

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水分量も少々減っていたので、追加で水を投入しました。

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こんな感じで様子を見つつ、切り返しをして堆肥をつくります。私達が卒業するころには完成する予定です。