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ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

新規就農(独立)したい人なら知っておきたい農業研修・農地探し・助成情報

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新規就農の助成が充実していることもあって、農家を目指す人は意外にも増加傾向にあるそうです。農家や農業法人に就職するというもの一つの手ですが、将来的には独立を目指したいものです。新規就農で独立を目指している人なら知っておきたい情報をまとめてみました。

農業を学ぶ

初心者でも採用してくれる農家さんに就職し、実践しながら学ぶのもいいですが、基礎から体系的に学びたいという方は、研修に参加してみるといいかもしれません。

農業大学校

各道府県には農業大学校があって、入学すれば研修を受けることができます。公営なので授業料も民間に比べれば安く収まります。

農林水産省/農業を学ぶための学校のご案内

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日本農業経営大学校

2年間の全寮制で農業について学べる学校で、 東京都港区にあります。2年間で約320万円の費用がかかります。

農業経営のための農業の学校【日本農業経営大学校】 |

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いしかわ耕稼塾

石川県にある研修所で、一般コースや六次化研修など様々なコースがあります。 本科コースは1年学べるコースで、テキストと小農具のみ自己負担で学べます。

いしかわ耕稼塾

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アグリイノベーション大学校

週末でも学べる農業の学校です。関東・東海・関西エリアに農地があり、都市圏には座学会場もあります。

情熱ある農業家を育成する週末農業ビジネススクール・アグリイノベーション大学校

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とくしま有機農業サポートセンター

私達がいま研修を受けている、植物生理に基づく有機農業が学べる学校です。ハローワークの求職者支援訓練の制度を利用し受講することができます。

有機農業が学べるとくしま有機農業サポートセンター

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兵庫楽農生活センター

有機農業コースがあり、受講料70,000円で約10ヶ月の研修を受けることができます。

兵庫楽農生活センター 楽農学校(有機農業コース募集案内)

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営農計画をつくる

研修を受けたあと、すぐに土地を借りて農業スタートというワケにもいかず、まずは営農計画を作る必要があります。様々なサポートを受けるにあたっても、営農計画のような計画書は必要になります。研修期間であれば研修所で、それ以外であれば行政や自治体、支援団体に相談して作成をしましょう。

農地を探す

農地を探しは新規就農者にとって、最も大きな課題だと思います。役に立ちそうなサイトや制度をいくつかまとめてみました。

自治体(市町村や都道府県)

もし、特定の場所が決まっていたら、市町村や都道府県に問い合わせをしてみるといいと思います。農業委員会というのが市町村に設置されていて、農地の調査とか指導を行っています。

農地中間管理機構

農地を手放したい人と農地を借りたい人をつなげる組織が「農地中間管理機構」です。各怒涛府県に設置されています。農地の公募状況はPDFで公開されています。

農林水産省/農地を借りたい方、貸したい方へ

全国農地ナビ

市町村と農業委員会が整備している農地が公開されているWebサイトです。

全国農地ナビ - 都道府県から農地を探す

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農業経営継承事業

後継者のいない農業経営を、新規就農者へ引き継ぐ制度で、全国農業会議所と全国新規就農相談センターが運営しています。マッチングがうまくいけば、土地だけではなくハウス設備や農業機械ごと継承することができます。

農機を買う・レンタルする

資金も充分にはない新規就農者が多いと思うので、農機を揃えるのも新品ではなく中古から。ということで、いくつか中古サイトを探してみました。でも運搬費を考えるとご近所で探したほうが良さそうです。JAでも中古農機を扱っていることがあります。

全国中古農機市場

全国に加盟店があってその情報があつまっています。農家会員になると、お得に購入できるそうです。

全国中古農機市場-JUM

ヤフオク

検索してみるとヤフオクで結構出品されてました。送付ではなくて現地引き取り対応をしているケースも多いです。

ヤフオク! - 農業機械 農業 の中古品、新品

FARM MART

中古農機具の販売やレンタルを行っています。トラクタのレンタルは60,000円〜で、たまに使うものであれば、レンタルでもいいかもしれません。

Farm-Mart Store | 中古農機具を買うならFARM MARTにお任せください

農機具ねっと

農機具販売の老舗サイトのようです。少々見づらいですが、品数は多いです。

みんなが喜ぶ『農機具ねっと』中古販売(企業出店) 

資金を確保する

土地探しと同様に、頭を抱えるのが資金の確保。銀行からの融資という手もありますが、まずは以下のような助成を探してみるとよいと思います。

青年等就農資金

日本政策金融公庫が貸付主体の助成で一定の条件をクリアし、市町村から認定を受けた認定新規就農者が対象です。無利子で限度額3,700円までを借り入れでき施設や機械の取得に使うことができます。

農林水産省/新規就農者向けの無利子資金制度について

青年就農給付金(準備型)

都道府県が認める、道府県農業大学校や先進農家・先進農業法人等で研修を受ける就農者に、最長2年間、 年間150万円を給付する助成金です。給付主体は、都道府県又は青年農業者等育成センター、民間団体になります。

農林水産省/青年就農給付金

青年就農給付金(経営開始型)

新規就農で独立したあとに、経営が安定するまでの最長5年間、年間最大150万円を給付する制度です。こちらは給付主体が各市町村になります。

農林水産省/青年就農給付金

経営体育成支援事業

農業用機械の導入を支援する助成で、融資主体補助型、条件不利地域補助型があります。各市町村が事業実施主体になります。

農林水産省/経営体育成支援事業(平成28年度)

経営所得安定対策等

畑作物の直接支払交付金や水田活用の直接支払交付金などがあります。

農林水産省/パンフレット

農業経営基盤強化準備金制度

交付金を農業経営基盤強化準備金として積み立てた場合、この積立額を個人は必要経費に、法人は損金に算入できる制度です。対象は経営所得安定対策と水田活用直接支払交付金になります。

PDF:農業経営基盤強化準備金制度

全般的な相談をする

新規就農に関して悩み事はさまざまだと思います。以下のような機関もあるので、まずは問い合わせしてみましょう!

全国新規就農相談センター

新規就農を支援する組織で、面談・電話・メールでの相談ができます。その他、就農相談会(フェア)をやっていたり、参考になる情報も提供しています。

新規就農相談センター

各自治体の支援策

各自治体ごとに独自の支援をしている場合があります。農林水産省のページに紹介されているので、チェックしておくとよいでしょう。

農林水産省/各地域の就農支援窓口

 

以上がまとめになります。情報を探してみるとホントにいろいろ支援があるので、知ってだけで大きな差になると思います。それにしても農水省のサイトは見づらい。。