ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

土壌改善計画①:ドクターソイルで土壌分析して、対策を考えてみた

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虫食いが発生してしまったわさび菜たち。今回の作は失敗に終わりました。この虫食いの原因は、ハムシでした。

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ハムシを抑えることも大切ですが、ハムシに簡単に食べられてしまうほど葉が弱くなっていたことも原因です。まずは土を改善すべく、土壌分析をしてみました。

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土壌分析の結果はこんな感じでした。

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ここから考察できる事としては以下のことがあげられるかなと思います。

  • チッソは既にたくさんあるが、硝酸態チッソなので細胞作りでスピードアップが出来ておらず、根の張りが弱く弱い葉っぱができてしまった。
  • その他のミネラル類は不足しているものはなさそう

また土壌分析以外にも、土の状況を見ると以下のことが言えると思います。

  • 元々ハウスのポールとポールの間のスペースだったこともあり、土壌自体がかなり固く根がはりずらい状況。
  • このエリアは土が泥質で、固く締まっている。

このことから土壌の対策としては、何かを追肥するのではなく、物理性(土壌団粒化)を高めることを第一に行うことにしました。

土壌改良計画

先生と相談した結果、土壌の物理性を改善することを第一目標に、以下の対策を行うことにしました。

  • ポールとポールの間の小さなスペースでも入る、家庭用の耕うん機で耕耘する。(前回は、クワを使って手作業で耕しました)
  • 酵母菌を培養して、散布する。(酵母菌は糖をアルコールと二酸化炭素に分解します。発生した二酸化炭素により土壌がフカフカになります)
  • 柔らかい土自体がないスペースなので、クッション材のような役割としてピートモスを体積の10%ほど入れることにしました。

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ブドウ糖(糖)は、酵母菌のエサになります。必要な量は以下のように算出しました。

  • 現在の圃場:長さ160cm✕幅40cm✕高さ8cm=体積51,200cm3

高さを10cm上昇させ、体積を増やすと考えると…

  • 改善後の圃場:長さ160cm✕幅40cm✕高さ18cm=体積115,200cm3

増加させる体積は、64,000cm3(64リットル)になります。

グルコース(ブドウ糖)は分子1つで、2分子のCO2が発生します。 グルコース1mol(180g)で、CO2が2molできます。CO2は1mol=22.4g なので、グルコース180gからできる二酸化炭素量は44.8リットル(44,800cm3)。

ブドウ糖180g:発生する二酸化炭素44.8L

= 必要なブドウ糖量:増加させたい体積

の式を立てて計算をすると、必要なブドウ糖量は1スペース当たり257gでした。

酵母菌は、市販のドライイーストを1袋使います。ブドウ糖は溶けやすいように三温糖を使います。どちらもスーパーで簡単に手に入るものです。まずは材料を探しにスーパーへ行ってきたいと思います。