ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

【実習】有機培土の混合〜有機農業研修レポート〜

f:id:akaringding:20160414205012j:plain

今回の実習では、有機培土の混合を行いました。培土は、堆肥やアミノ酸肥料などが混合された土です。とくしま有機農業センターでは、オリジナルブレンドの有機培土を農家や家庭菜園用に販売しています。この有機培土の混合作業に挑戦です。

材料を用土混合機(ミキサー)に入れる

有機培土の材料をミキサーに入れていきます。中には持ち上げることもできないほど重たいものもあって大変でした。コツを掴むと持ち上げられるようになるそうです。

f:id:akaringding:20160414205255j:plain

ピートモス

ピートモスは、コケ等が腐植化して泥になったものを乾燥・粉砕・選別したもの。元々コケなので保水性が高くなり、混ぜた土を酸性にするほどの強酸性(pH3〜4)があります。バーミキュライトと一緒に使うと通気性、保水性がよくなります。例えば、ブルーベリーは酸性を好むので、ピートモスを多量いれることによって酸性の土を作ります。

f:id:akaringding:20160414204636j:plain

パーライト

パーライトは、藻類が分解・化石化された珪藻土が原料です。通気性や排水性を良くするために使われます。サイズ別に流通していて、LサイズやS&Lの混合物はポットや育苗箱栽培、園芸培土に使われます。Sサイズはプラグトレー等に使われます。

f:id:akaringding:20160414204552j:plain

バーク堆肥(商品名:大地のめぐみ)

バーク堆肥は、針葉樹木の皮の部分(バーク)を発酵させた堆肥です。繊維質により、通気性、排水性、保肥性を高めます。広葉樹を使ったものはミネラル豊富ですが、貴重で手に入りづらいです。

f:id:akaringding:20160414204739j:plain

ゼオライト

ゼオライトは天然の火山岩・変成岩からできており、保肥力に優れています(CECが高い)ケイ酸が多く含まれています。pHは7〜9程度。ゼオライトは、3つのケイ素Si、4つのアルミニウムAl、2つの酸素Oが結合していて、それにナトリウムイオンが付帯しています。このナトリウムイオン(+)と、プラスイオンを持つ養分(Ca、Mg)などが入れ替わることができるため、ビオライトはCEC(保肥力)が高いです。

f:id:akaringding:20160414204800j:plain

みみず糞土

とくしま有機農業サポートセンターがある徳島県小松島市の特色を活かした材料。しいたけの廃菌床堆肥を利用してみみず糞土を生産しています。

f:id:akaringding:20160414204845j:plain

カキ殻石灰

カキ殻を原料とした石灰(Ca)肥料です。保水性・通気性に優れ、ミネラルの微量要素も含んでいます。

f:id:akaringding:20160414204910j:plain

抽出型アミノ酸肥料(商品名:オーガニック8:5:3)

オーガニック8:5:3は、フィッシュソリブルを米ぬかや馬鈴薯グルテンに染み込ませたもの。フィッシュソリブルは青魚を主原料に固形物と油脂を遠心分離で取り除き、腐敗しないまでに煮詰めたものです。抽出型アミノ酸肥料で、細胞作りに役立ちます(即効性あり)。

f:id:akaringding:20160414204611j:plain

混ぜている間に、何回かに分けて水もいれていきます。ホースから入れていますが、秒数を計測して大体なんリットルが入るか把握しているそうです。

f:id:akaringding:20160414210102j:plain

混合した培土は袋詰めして完成です!ギュッと握ってもホロホロと解ける具合がちょうどいい水分量です。この培土の触感も覚えておきます。

f:id:akaringding:20160414205028j:plain

実習の様子は動画でもアップしています。こちらからどうぞ!