読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

農業における経営的視点での管理〜有機農業研修レポート〜

有機農業研修

f:id:akaringding:20160412152518j:plain

今回は、農業の経営的視点での管理について学んでいきます。農業は作物を作るだけではなくビジネスとして経営していくことも考えていく必要があります。経営的な視点での管理をしながら、作物を育てて出荷できるようにしましょう。

農作業時間と単価

個人経営の場合、時間単価を考えるのがおざなりになってしまいがちです。1つの品目を作るのにいくらコストがかかっているかを意識しましょう。

・肥料や防除資材
肥料によっては高額な資材もあります。

・農機設備の償却費
農機設備は高額なものが多く、数年かけて減価償却を行います。償却期間中は充分に使えるように、日頃のメンテナンスや管理を徹底します。

作業日報の要素

作業の記録をつけておくことは経営的な視点でも重要なことです。また作業や時間を「金額」に換算しておくと、なにか予期せぬことがおきてもすぐに経営判断をすることができます。

まずは、基本となる情報をマスターとして記録し一覧にしておきましょう。Excelを使ったり専用ソフトで管理することができます。作業を細分化した上で、作業の大分類で区分しておくと良いです。

  • 圃場の一覧
  • 作業の一覧
  • 作業者の一覧
  • 肥料の一覧   など

また、農作業時間やそのコストも記録しておきましょう。記録することで以下のメリットがあります。また、アクシデントが発生した際でも影響をすぐに判断できます。

  • 野菜の単価を出すための人件費
  • 作業が間に合わない時に害虫を検討する金額の判断基準
  • 育苗を失敗した時などに、代替品購入で経営が成立するかの判断基準
  • パートさん等を雇用した際に作業効率の基準として伝えたり比較できる

作業記録ソフトの紹介

作業を記録するためのソフトウェアは以下のものがあります。

農業日誌V6プラス

アグリノート

ALCHE-FARM – 農作業日誌

畑らく日記 

KSAS クボタ スマートアグリシステム

Google ドライブを使えば、プログラミング知識がなくても簡易的な記録システムが作れます。

農業では面倒な栽培管理! スマホを使って簡単に作る3ステップ!

圃場管理上のポイント

圃場についても、以下の点に注意しながら管理しましょう。

  • 土質が良く、できるだけまとまった畑
  • 面積に間違いがないこと
  • 古い登記のものは面積が違うことがあるため、計測をしておいたほうが良い。
  • 圃場名、面積、住所・地番、地主さんの連絡先、利用料をリスト化し、圃場管理表を作成しておく。

防除資材の管理

液肥は高額なものがあります。例えば、20L 6,000円の液肥は、1ml当たり0.3円ということになります。この液肥(1000倍液)を使って2反に動噴で散布した場合、水量 200Lを使ったとして、液肥を200ml使うことで1000倍になります。1回の液肥散布にかかる肥料代金は、200ml×0.3円=60円ということになります。このように1回あたりの肥料コストも把握しておくといいでしょう。

 

この記事は、研修を実施する「とくしま有機農業サポートセンター」の許諾の元、筆者の復習を目的に記載されています。内容の正確性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。内容に誤りや不適切な点があった場合こちらまでご連絡いただけると幸いです。