ミトミネ農場

IT業界の末席から農業の世界に飛び込んでみて日々感じたことや学んだ事を書き連ねます。

【実習】灌水の方法と設備&レタスの収穫〜有機農業研修レポート〜

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今日の有機農業研修は、灌水についての学習と実習です。灌水は水やりのこと。点滴灌水だったり散水だったりいろいろな方法と設備があります。学習したことと、実習の様子を簡単にレポートします。

様々な散水法

水やりと一言でいっても、いろいろな方法があります。どんな用途でどんな方法が使われるかを知っておきましょう。

  • 地表散水法:一度に水を散布。
  • 点滴法:点滴のようにゆっくり散布。チューブも詰まりやすい。
  • 地中給水法
  • 葉生散水法
  • 底面給水法

参照:正しい潅水施設の知識

散水の設備

散水の設備にも、いろいろ種類があります。

散水チューブ(地表散水法)

散水チューブには、霧状に水を散水したり、一度に6畝に水を掛けたりできるチューブがあります。

点滴灌水チューブ

内部の水路を流れるうちに水圧が下がり、点滴のようにゆっくりと水が落ちます。内部を迷路のようにしている種類もあります。

参照:点滴潅水チューブ | 土佐農機

<点滴灌水チューブを使うときの注意点>

詰まりやすいためゴミに注意が必要です。フィルターを通じて水からゴミを取り除いて水を流します。

水やりの重要性

土壌でアミノ酸を効かせるためには、水の管理が重要になります。土壌の固い層のうえに作工層があったとき、水をやり過ぎる作工層に水が溜まってしまうことがあるので注意しましょう。

実習フォトレポート

ここからは実習の様子を写真でお伝えします。ほうれん草の種が直播きしている畝が4つ。ここに点滴灌水チューブを設置していきます。

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これが点滴灌水チューブです。使っていないときには横に吊らされて収納されています。

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このチューブを畝において、ほうれん草の苗の間に並べていきます。

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ズレないようにするために、ところどころに針金のピンを打っていきます。

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最後までチューブを置いていったあとは、枝元になっているパイプへチューブをつなげます。

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チューブをパイプにつなげるときは、チューブの中にへばり付いているプラスチックを少し剥がして、剥がした部分は中へ押し込めます。こうすることで、パイプとチューブを密着してつなげることができます。

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水を流してみると、病院の"点滴"のようにポトポトと優しく水が落ちてきました。水がでる面を上にして、土が詰まることを防ぎます。

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点滴潅漑チューブの設置完了です!

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まだほうれん草の苗が小さいこともあり、散水チューブからの潅水も行いました。こんんな感じで、上に這わせているチューブから霧状に散水されます。

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簡単にですが作業の様子を動画にまとめました。

レタスの収穫

灌水チューブの設置が終わったあとは、レタスの収穫も行いました。

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収穫したレタスは、すぐに冷蔵庫に入れ棚持ちを良くします。冷気が直接レタスに当たらないように、新聞紙やポリシートをかぶせます。野菜の冷蔵を専門で行っている業者さんもいるそうで、いろいろな技術を持っているそうです。

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レタスの収穫の様子はこちらから。

この日の実習はこれで終わりです!明日は、接木苗の鉢上げを行います。